三森すずことSnow Man・佐久間大介、スペシャルインタビュー!中国アニメ『白蛇:縁起』でW主演。作品に対する今の思いや互いの印象を語ってくれました🌟
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三森すずことSnow Man・佐久間大介、スペシャルインタビュー!中国アニメ『白蛇:縁起』でW主演。作品に対する今の思いや互いの印象を語ってくれました🌟

中国のアニメ会社・追光動画と ワーナー・ブラザースが タッグを組んだ中米合作アニメ、 中国国内では日本円にして 70億円以上の興行収入を記録した 中国アニメ映画『白蛇:縁起』が 7月30(金)に公開! 日本語吹き替え版で…

中国のアニメ会社・追光動画と
ワーナー・ブラザースが
タッグを組んだ中米合作アニメ、

中国国内では日本円にして
70億円以上の興行収入を記録した
中国アニメ映画『白蛇:縁起』
7月30(金)に公開!

日本語吹き替え版では
三森すずこさん、Snow Man・佐久間大介さんが
W
主演を務めることが明らかに!

編集部は居ても立っても居られず
直接インタビューをさせて頂くことに成功!🎉

作品に対する思いや、実際に演じてみての感想、
W
主演同士の印象など、沢山お話ししてくれました💜

本作のオファーを受けてみて、どんなお気持ちでしたか?

佐久間:大声出すくらいビックリしましたね!マネージャーさんに「これ決まったから」って言われた時は、「えええええ!!!」って!(笑)

W主演という形でやらせていただける事になって、驚きや戸惑い、恐怖心がすごくありましたね。やっぱりアニメという好きなものだけあって、生半可なものは出せないって気持ちもありましたし、葛藤の中での喜びを感じました。あと、キャストの皆さんの情報を見た時に、「ああこれヤバイな!!」ってめちゃくちゃテンション上がりましたね!

三森:私はマネージャーさんから「映画『白蛇:縁起』って作品です。」って聞いた時に、それ以上の情報がなかったので自分で検索してみたんです。中国で大ヒットしたという記事や、実際に日本人で作品を観た方のコラムなどを読んで、中国アニメーションって触れたことがなかったので、「面白そう!どんな感じなのだろう」と、ワクワクしてました。実際、字幕付きのものを見させて頂いた時に、伝説を元にしたっていうのもると思いますが、中国の歴史や空気感がとても伝わってきて、こんな素敵な作品に出られるなんて本当に嬉しいなと思いました。

あとは佐久間さんとW主演と聞いて、すごくビックリしました!恋愛モノで元の世界観がすごく素晴らしいので、日本語吹き替え時は、この素晴らしい世界観を崩さず、日本語でいい雰囲気が出せたらいいなと思っていたので、「佐久間さんはどんなお芝居するんだろう」ってすごくドキドキでした。

2021年7月30日公開予定の3DCGアニメ映画『白蛇:縁起』より
中国4大民間伝説「白蛇伝」の読み聞かせ動画を公開!

読み聞かせ企画①「白蛇伝(上)」
ナレーション:三森すずこ

ご自身の役を演じてみて、意識したこと、大変だったこと、学んだこと、役作りのためにされた事などありますか?

佐久間:僕の場合、本当に初めてやる事がいっぱいあって、ガムシャラでした。滑舌や、マイクでの演技の仕方だったり、基礎的なものを教えてもらう機会があったり。今まで普通のアフレコは1回やらせて頂いた事があるのですが、吹き替えのアフレコは初めてだったので、ヘッドホンをつけたり、バッテリーを首から下げた状態でやるなど、初めての事が多かったです。

吹き替えなので、口パクに合わせてちょっと遅めに喋り始めて、ちょっとこぼすくらいで終わるっていう、演技の仕方が難しかったです。タイムと睨めっこしてましたね。

三森:原音の白の声の方が、自分と似てるなと思ってすごく嬉くて、これはラッキーだなと思いました。オリジナルバージョンを観た方でも違和感なく、そのまま日本語喋ってるみたいに聞いてもらえるといいなと思ってかなりたくさん聞きましたね。音を自分の中でインプットさせて、なるべく同じ感じになるように頑張りました。中国語の発音って、角がなくて柔らかい感じなんです。それもあって、原音の白が優しい・繊細な雰囲気が出ているなと思ったので、日本語はカクカク発音するので、演じる際は何となく角をとって優しい白になったらいいなと思って、結構エアリーな感じで演じてみました。

佐久間:エアリー!(笑)

2021年7月30日公開予定の3DCGアニメ映画『白蛇:縁起』より
中国4大民間伝説「白蛇伝」の読み聞かせ動画を公開!

読み聞かせ企画②「白蛇伝(下)」
ナレーション:佐久間大介(Snow Man)

アフレコの際の裏話・面白エピソードはありますか?

佐久間:マシュマロを頂きましたね!(笑)

三森:私、マシュマロを現場で食べるおやつとして、音がしなくていいので持っていく事が多いんです。佐久間さんと練習日がかぶった日、現場近くで寄ったコンビニに、普通のマシュマロがなくて、雪だるま型のマシュマロしか売ってなかったんです。雪ダルマ型で、しかも量も少なくてコスパが悪かったんですが、これしかないや!と思って買ったんですが、現場で開けてさあ食べようと思ったら、「あれ?Snow Manじゃない?私偶然装って持ってきちゃったやつみたいになってる!(泣)」って思って(笑)佐久間さんに「ねえ、みてこれSnow Manだよ」って言って。。

佐久間:「ええ!本当だ!何でですか!」とか言って!(笑)

三森:「あげる!」って事がありましたね。お菓子配り芸をしてました(泣笑)

佐久間:お菓子くれる近所のお姉ちゃんみたいな感じでした(笑)

作品の印象的なシーンや見所を教えてください。

佐久間:いっぱいあるな~。でも一番分かりやすいのはアクションのシーンですかね。中国アニメーションって、こんなにスピーディーで滑らかに動くんだって思いましたし、戦いのスピード感が中国の拳法みたいなスピード感に近いなと思って圧巻でしたね。

三森:景色も凄くいいよね。2人が船で湖を行くシーンがあるんですが、そこの景色がとっても綺麗で、「中国4000年の歴史を感じるー!」って思いました。曲とか効果音とか、全部古来の楽器を使っているんじゃないかって、中国4000年の歴史を感じて雄大な気持ちになりました。

佐久間さんはアニメ初主演だと思いますが、今の心境について教えてください。

佐久間:決まった時は、「どうしようどうしよう」って焦りが凄くて、がむしゃらでした。三森さん、杉田さん、悠木さんからのお話を聞いていて、「こんなに深いんだ!ああ、俺理解浅いかもしれん!」ってすごい思いましたね。でも、今の自分に出せる等身大のキャラで演じさせてもらったので、デビュー作って胸を貼って言える作品になりました。ぜひいろんな人に観てもらいたいなって気持ちが強いです。

三森さんが、佐久間さんの演技を耳にした際の感想を教えてください。

佐久間:はっ!苦しい!苦しい!

三森:めっちゃよかったよ!(笑)

佐久間:いや、苦しい!!(笑)

三森:本当に!(笑)練習初日にはもう宣になっていたので、「凄いいっぱい練習してきたんだなあ」って思いました。宣の登場シーンでは宣が転がって来るんですが、アドリブがいっぱいあるんです。吹き替えなので、原音に入っているアドリブのところに合わせていかなきゃいけないんですが、実際、その作業に慣れてても面食らしますし、私でもやだなぁって思う程なのに、佐久間さんは初日にそれをパーフェクトにやってくれて、「何回練習したんだろう?!」って感じで、すごい努力型なんだなって尊敬してます。

佐久間:アセアセ(笑)

三森:その時すごい汗かいてたよね!(笑)

佐久間:めっちゃ汗かいてました(笑)「あつーい!」って!(笑)

実際に演じてみて、難しかったセリフや、逆に好きなセリフはありますか?

佐久間:僕からしたら、難しいセリフしかなかったな。(笑)

三森:セリフではなくシーンになってしまうんですが、船の上で白が宣に対してちょっとずつ心を開いていくシーンが好きです。宣が歌っている曲が本当にいいシーンなんですよ。。

佐久間:僕後ろで、姉さんが最後のシーンでアフレコしているの聞いてたんですよ。マジでスタジオで涙出ましたもん!「うわやばい!すごい!」と思って!

三森:どのシーンも見所なんですが、特に2人の距離が縮まる船の上でのシーンで、すごい温かい気持ちになります。

佐久間:僕は、中盤超えたあたりなんですが、宣が妖怪などに戸惑いがありつつも、「白を守ろう。白のために」と頑張っている中で、唯一ちゃんと決断したシーンがあるんです。ちょっと悔しい気持ちを自分の中に燃やしつつ、白に告げて去るシーンが好きですね。

ー結構切ないですね。

佐久間:そうですね。そこで宣の決意が見えたのが好きでした。

佐久間さんは、船上のシーンを後ろでみて感動したとのことだったのですが、船上での歌のシーンで込めた思いは、どういう気持ちだったでしょうか?

佐久間:アフレコ現場での歌のシーンって正直どうやってやるのか分かっていなくて、その場で録るってなった時に、歌う目線も、いつもだったらより多くの人に届けるよう意識して歌うんですが、普段と違う状態だったので、監督からはビブラートとかもなくして、白にだけ聞かせるような感じで、歌い上げないでほしいと指示を受けてました。ふとした瞬間に歌って聞かせてあげてるって気持ちでやってほしいと言われていて、力まずに気が抜けた状態で、「こういう感じの曲だよ」ってちょっと聞かせるみたいな気持ちでやりましたね。

ーそういう気持ちは伝わりましたか?

三森:収録の時は私はいなかったんですが、出来上がったものを聞いた時に、染み渡る感じで「めっちゃいい!」って思いました!

佐久間:でもやっぱり難しかったですね。中国のノリというか。

三森:音階が独特だもんね。

佐久間:はい。「難しいなあ」と思いながらもやりましたね。

三森:最後のシーンでは白もワンフレーズあるんですけど、いやあいい曲と思いすぎて「子守唄に欲しいな!」って感じでした(笑)

白と宣はどのようなキャラクターなのでしょうか?佐久間さんから観た白の印象。三森さんから見た宣の印象を教えてください。

佐久間:最初のシーンを聞いている時から三森さんの作り上げた白が、400年とか生きているんだなって説得力がすごくありました。長く生きているけどこんなにも綺麗で、つかみどころがなかったり、繊細さもすごいあって、何より「儚いな」って思いました。
「ああ!!儚えええ!!!」って!すぐ消えちゃいそうな感じが一番印象強いですね。

三森:宣は、すごく若者らしいというか、自分が決めたことを今生きている自分に対して柔軟に対応していくんですよ。宣は蛇狩りという仕事をしていて、白は蛇の妖怪で、本当は敵対する関係性な訳じゃないですか。でも彼は途中のシーンで、「どんなに妖を退治しても一向に世はよくならない」って言うんです。だから、妖怪が全部悪いわけじゃない。全部殺したらいいってもんじゃない!って気づくというか、そういう気持ちになるんです。

だから、この人は仕事としていっぱい蛇を捕まえて殺さなきゃいけなかったのに、今までの信念から柔軟に変えられる若者らしさを持っていて、愛に向かってすごく真っ直ぐで、これ以上話すとネタバレになっちゃうんですが、さらにまた白のために自分の身を投げ打って。若さゆえの行動力やフレッシュさは眩しい!って感じでした。

宣のキャラクターは、白を一途に思うキャラクターと認識しています。主人公のように一途に好きで居続けるような恋愛っていうのはどう思われますか?

佐久間:素敵ですよね!

森:それができたらいいなって思いますけど、なかなか、、現実。みんな難しいんじゃないですかね?(笑)

佐久間:純愛ってやつですよね。

ーいつかそういう恋愛してみたいなと思いますか?

三森:私も白ぐらい長く生きていたらそこに行き着けるかもしれないんですが、普通の人間の寿命じゃ多分私そういうことはなく終わりそうです(笑)

佐久間:そうですよね。

三森:純愛ってめっちゃ長生きするか、まだめっちゃ若いかじゃないですか。中途半端に、30代は….目移りしちゃってしょうがないみたいな(笑)ことになると思うんですよね~(笑)

佐久間:すごく綺麗な形だなとは思うので、憧れはあるんですけどね!そうなった時に、2人の関係性がずっと良好でいれるかも正直わからないじゃないですか。いろいろ経験したからこそわかることもあると思うので。

ーすごく現実的ですね!(笑)

三森:そうなってくんだよね(笑)中学生ぐらいからずっと付き合ってて結婚した夫婦とかいるじゃないですか。まさに本当にそういう感じだなって思いますね!

お2人の今後の声優活動への意気込みを教えてください。

佐久間:声優は今後もぜひ続けていきたいなって、強く思っています。声優として作品に出る時は、ゆくゆくは、ジャニーズ・佐久間大介としてでなく、声優・佐久間大介として肩書きが付くくらいにはなりたいので、地道に色々な経験を積んで、沢山の作品に出演していきたいなと思います。また(三森さんと)共演できるかなあ~(笑)

三森:また共演したいよね!佐久間くんがいろんな現場で経験積んで、また共演したら今度はどんな佐久間くんになっているんだろうって、すごい上から目線かもだけど気になる!

声優の仕事って本当に幅広くって、吹き替えは吹き替えでも、アニメーションの吹き替えだったり、ドラマなど人間に吹き替えるのもまた違いますし、全然国によってお芝居が違うので、私自身も中国アニメの吹き替えを経験させてもらって、無限に楽しめる仕事だなって改めて、楽しい仕事しているなって感じました。まだまだ、挑戦したことのないものがたくさんあるので、やりがいを感じています。

ーありがとうございました。

作品情報

中国古代の四大民間伝説の1つとされる「白蛇伝」のヒロイン・白娘の前世の物語を、フル3DCGで描いた中国の長編アニメーション。晩唐の時代、国師が民間人に蛇を大量に捕まえさせていた。見た目は美しい少女の白蛇の妖怪・白(ハク)は国師を刺殺しようとするが失敗し、記憶をなくしてしまう。捕蛇村の少年・宣(セン)に救われた白は、記憶を取り戻すため宣とともに旅に出る。旅の中で2人は恋に落ちるが、白が実は妖怪であることが徐々に明らかになっていく。やがて国師と蛇族の間に戦いが起こり、白と宣の恋にも大きな試練が立ちはだかる。中国のアニメ会社・追光動画とワーナー・ブラザースがタッグを組んだ中米合作アニメで、中国国内では日本円にして70億円以上の興行収入を記録。
2021
年夏に三森すずこ、佐久間大介(Snow Man)らの出演による日本語吹き替え版で公開される。

【あらすじ】

『白蛇:縁起』は中国の四大民間説話の一つ『白蛇伝』の前世の話。晩唐の時代、国師が民間人に蛇を大量に捕獲させていた。白蛇の妖怪「白」(見た目は人間の美少女)が国師を刺殺しようとしたが失敗。少女は逃亡の末、記憶をなくしてしまったが捕蛇村の少年「宣」に救われる。「白」の記憶を取り戻すため二人は冒険の旅に出る。その旅の中で二人は恋に落ちるが、少女が白蛇の妖怪ということも明らかになってしまう。一方、国師と蛇族との間に激しい戦いが始まろうとしていた。二人の恋に大きな試練が待ち受ける。

―――映画「白蛇:縁起」日本語吹替版―――

【キャスト】
白:三森すずこ
宣:佐久間大介(Snow Man)
青:佐倉綾音
はらまき:杉田智和
宝青坊主:悠木碧

【監督】
黄家康・趙霽

【アニメーション制作】
追光動画
ワーナー・ブラザーズ

【日本語吹替版】
プロデューサー:木谷高明・白金
配給・制作:ブシロードムーブ・チームジョイ
共同配給:面白映画

【公式HP・SNS】

公式サイト

公式Twitter

公式Weibo

インタビュー・文:竹井裕香

Writer info

Nomdeplume編集部Nomdeplume編集部